ワイヤレスセンサネットワークの研究を行っています

クラウド&ワイヤレスを介してアクチュエータの制御

移動通信システムの発展、クラウドサービスの普及、センサ・アクチュエータデバイスの低廉化などがここ数年で目覚ましく発展しています。そこで、これらを有機的に統合し、各種のアプリケーションに適用可能なワイヤレスセンサネットワークを構築しています。

  • センサからの情報をクラウド上に送信し、そこで状況を把握し、適応的にコンテンツを提供したりロボットなどのアクチュエータを制御します。
  • センサを使って環境データをクラウドに集約し、ビル管理の分野への応用を検討しています(スマートビルディング)。

Cognitive Behavioral Therapy (CBT)

うつ病に対しては薬物療法がよく用いられていますが、日ごろの自分の行動や考え方を記録して自己観照することにより、薬物を用いることなく治療できることが分かってきました。それを支援するため、これまで長らく携帯を活用したライフログの研究を行ってきたノウハウを生かし、ICTの立場から環境構築や実証実験に貢献しています。

  • 本検討は、京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 健康増進・行動学分野、Advanced Telecommunications Research Instirute International (ATR)と共同で実施しています。

スマートグラスを用いたセンシングデータの可視化

3Dコンテンツが表示可能なメガネ型のデバイスを使って、センサネットワークで集めたデータをユーザに効率的に提供する方法の検討を進めています。また、多様な用途への応用研究も随時考えています。

  • バーコード(例:QRコード)を読み取り、そこにタグ付けされたコンテンツを表示可能です。

ソフトウェアによる通信機能の実現

  • ソフトウェア無線機を用いた シンプルな Network Functions Virtualization(NFV)を目指し、システム構成や通信プロトコルの設計を検討しています。

Body Area Network (BAN)

センサネットワークのヘルスケア分野への応用研究として、日々のライフログの収集プラットフォーム、ウェアラブル端末からのセンシングデータの効率的な収集プロトコルを検討しています。

  • 腕時計型ウェアラブルデバイス(Android wear)を用いたライフログ収集プラットフォームを設計しています。
  • 人体周辺エリアに小型センサノード(TWE-Lite)を装着した場合の通信プロトコルを検討してます。
  • クロスレイヤ設計と呼ばれる新しいネットワークアーキテクチャに基づき、BAN分野における無線伝送信号処理の最適化を検討しています。